コラム

人造大理石と人工大理石の違いとは? 用途に応じた選び方ガイド

キッチンや洗面台のリフォームを計画する際カウンターの素材選びは空間の印象を左右する重要な要素です。カタログを見ていると「人造大理石と「人工大理石 という言葉を目にしませんか 

一見すると同じような名前に見えますが、実はこの二つ 成分も特徴もまったく異なる素材です。それぞれの特性を正しく理解していないと、「思っていた質感と違う「メンテナンスが大といった後悔につながることもあり ます 

本記事では、プロの視点から両者を徹底比較し、あなたのフォーム計画に最適な素材の選び方をご紹介します 

Group 2, グループ化されたオブジェクト 

 

名前が一文字違うだけですが決定的な違いはその「成分にあります簡単に言えば、「石が入っているかいないか」の違いです 

 

人造大理石(テラゾーなどとは 

人造大理石は天然の大理石などを粉砕しセメント や樹脂で固めた半人工素材です「テラゾ とも呼ばれます 

  • 主成分天然石の粉末樹脂やセメント 

  • 特徴本物の石が入っているため特有の重厚感と高級感があます天然石に近いひんやとした手触奥行きのある光沢が魅力です 

 

見た目の美しさは天然石に迫りますが酸や熱に弱いという天然石由来の弱点も一部引き継いでいます 

 

人工大理石とは 

一方で人工大理石は名前に「大理石と付いていますが天然の石は一切含まれていませんアクリル樹脂やポリエステル樹脂を主成分として顔料などを混ぜて石目調に加工した「樹脂素 です 

  • 主成分アクル樹脂またはエステル樹脂 

  • 特徴樹脂製のため非常に軽量で加工性に優れています色や柄のバエーシンが豊富で、自由なデザンが可能です 

 

大量生産が可能で品質が安定しており加工もしやすいため現代の住宅設備では主流の素材となっていますさらに詳しい特徴については以下のページでも解説しています 

Textbox 8, テキスト ボックス 

 

Group 9, グループ化されたオブジェクト 

 

フォームを検討する上で気になる3つのポイントで比較してみましょう 

 

比較項目  人造大理石(石入り  人工大理石(樹脂製 
 

比較的高価 

(高級グレードに多い 

比較的安価 

 普及品から高級品まで幅 

耐久性 

硬度が高く 傷に強い 

ただし酸やアルカリ に注意が必要 

柔軟性があり 割れに 細かい傷はつきやすい 
耐熱性  比較的強い 素材による アクリ ル系は強い 
メンテナンス  染み込むと 除去が困難な場合がある 

表面を研磨し再生が可 

補修が容易 

価格 人工大理石の方が一般的に安価 

製造コストの面から一般的には人工大理石の方がリ-ズナブルに導入できますシステムキッチンの標準仕様の多が人工大理石なのはこのためです一方人造大理石は天然石を使用する工程があるためハイグレードな価格帯になる傾向があります 

 

耐久性人造大理石は耐熱性 硬度で有利 

 

人造大理石は石を含んでいる分硬く重い鍋を置いても傷つきにくい強さがありますただ硬いということは衝撃で「割れるリスクもあるということです 

人工大理石は樹脂特有の弾力性があるためお皿を落としても割れにくいというメリットがあります 

 

メンテナンス性人工大理石は補修が容易 

ここが大きなポイントです人工大理石は「中身まで均一な素材であるため万が一頑固な汚れがついたり細かい傷がついたりしても サンドペーパーなどで表面を薄く削ることで新品同様に再生できますDIYでのメンテナンスのしやすさは人工大理石に軍配が上がります 

Group 16, グループ化されたオブジェクト 

 

それぞれの特徴を踏まえた上で具体的な用途別のおすすめをご紹介します 

 

キッチンカウンター人工大理石がおすすめ 

調使人工大理石特にアクリ ル系がおすすめです醤油やカレーなどの着色汚れも染み込みにお手入れが簡単ですまた シンクとカウンターを継ぎ目なく一体成形できるため汚れが 

溜まる隙間がなく衛生的です 

 

店舗カウンター人造大理石で高級感演出 

ホテルのフロントやバーのカウンターなど実用性よりも「見た目の美しさや「空間の格重視する場所には人造大理石が適しています天然石のような深みのある光沢は照明が当たった時に美しい陰影を生み出し上質な空間を演出してくれます 

 

洗面台人工大理石でコスパ重視 

洗面ボウルとカウンターが一体になったデザインが人気の洗面台には加工しやすい人工大理石がベストです複雑な形状も成形可能で水はねの掃除もサッと拭くだけコストパフォーマンスも高く清潔感を保ちやすい素材です 

Textbox 23, テキスト ボックス 

カテゴリー