人工大理石とステンレスの比較

キッチンの素材選びでお悩みの方へ

キッチンのシンクやワークトップにどんな素材を使うのが良いか? 素材選びで悩む方は多いようです。そこで、人気の高い素材「人工大理石」と「ステンレス」について、それぞれのメリット・デメリットを比較してみました。人工大理石のオーダーキッチン・洗面台を数多く手がけてきた「加藤厨房化学工業所」の専門業者としての視点を、ぜひ素材選びにお役立てください。

人工大理石

人工大理石

ステンレス

ステンレス

メリットで比較

人工大理石 ステンレス
・色やデザインが豊富で、インテリアに合わせやすい
・キッチンのインテリア性を高められる
・見た目や感触にあたたかみがある
・高級感がある
・素材がやわらかいため、水はねの音が小さい
・傷がついても、研磨によって解消できる
・水や熱に強く、錆びにくい
・汚れがしみ込みにくく、掃除しやすい
・臭いがつきにくい
・表面加工によって、さまざまなデザインを楽しめる
・シンクとワークトップのシームレス接合(継ぎ目がない)が可能

デメリットで比較

人工大理石 ステンレス
・熱や液体によって変色が起こることがある
・強い衝撃で割れることがある
・紫外線の影響で黄ばむことがある
・やわらかい素材のため、傷がつきやすい
・鉄製の調理器具などから「もらい錆」が発生することがある
・見た目が無機質
・時間の経過とともに光沢が失われることがある
・水垢を放置すると、水の跡が残りやすくなる
・鉄製の調理器具などから「もらい錆」が発生することがある
・機能面だけを重視すると、デザインが野暮ったくなりがち

どちらか選ぶ5つのポイント

上記のように、人工大理石・ステンレスそれぞれにメリット・デメリットがあります。そのため、素材選びでは、特徴をよく把握した上で重視したいポイントをより多く満たす素材を選ぶことが大切。以下のようなポイントを基準にしてみると良いでしょう。

インテリアとの調和

キッチンの素材は、インテリアの雰囲気を大きく左右します。特に、近年人気のアイランドキッチンは、キッチンカウンターやシンクが空間の中心的な存在となることも。そのため、キッチンやダイニング空間全体との調和は大切なポイントです。使用する床材や壁紙、家具など、インテリアの方向性に沿った素材を使用することで、キッチン・ダイニング空間に統一感を持たせることができます。

可能であれば床材や壁紙のサンプルを使って、調和するかどうかを確かめてみると良いでしょう。

機能面

料理を作る頻度や使用する調理器具などによっても、最適な素材は変わります。たとえば本格的なオーブン料理を頻繁に作るような場合は、熱に強いステンレスが向いているかもしれません。反対に、普通に調理できればOKだけど、インテリア性を重視したいという方には人工大理石が向いていることも。人工大理石はカラーやデザインが豊富なため、キッチン・ダイニング空間との調和が容易です。

メンテナンス

キッチンは使えば汚れがつき、お掃除が必要になります。素材の特徴をよく考慮して、お手入れ方法や頻度なども検討しておきましょう。

質感

調理をするときはもちろん、ちょっと水を飲みたいとき、お手入れのときなど、キッチンに触れることは多いものです。そのため、素材の質感も重要なポイント。調理中に器具を置くとどうか? 手で触れるとどんな感触か? しっかり確認しておきましょう。

つなぎ目

シンクと天板などにできるつなぎ目は、手触りや使い勝手を大きく左右する部分。凹凸が大きい部分には、汚れも溜まりやすくなります。お手入れの手間にも関わる部分ですので、よくチェックしておきましょう。

人工大理石が気になった方は加藤厨房化学工業所へお任せ!

人工大理石が気になった方は加藤厨房化学工業所へお任せ!

加藤厨房は人工大理石の加工・製作専門業者です。創業から30年以上、数多くのオーダーキッチン・洗面台を製作し、多くのお客様にご満足いただいております。完全オーダーメイドで製作するため、色・デザイン・サイズは自由自在。お客様の思い描く「こんなキッチンにしたい」という理想を、私たちがカタチにします。

製品はすべて自社工場で製作。部材メーカーとのネットワークも充実しているため、細かい仕様変更やご予算の調整にも柔軟な対応が可能です。もちろん、イメージを教えていただければ、こちらからプランをご提案することもできます。人工大理石が少しでも気になった方は、まずはお気軽にご相談ください。